無理な食事制限によるダイエットはリバウンドで終わる!

炭水化物や脂肪をできるだけ控えて、毎日の食事量も大幅に減らすという無理な食事制限だけによるダイエットは、ほとんどリバウンドして失敗に終わりますが、その理由はご存じでしょうか。

例えば、野生動物を見れば分かりますが、この動物たちは、いつ食事にありつけるか分からない生活を毎日送っています。

食べられる時に食べて、次は、いつ食事にありつけるか分からないので、できるだけ体脂肪としてエネルギーを蓄えておかなければ生命を維持することはできません。

私たち人間も、遠い昔、狩猟をして生きていた頃は、そういった生活を送っていました。

現在、私たち一般的な人は、余程のことがない限り、毎日、安心して食事にありつける生活を送っていますが、体の仕組みは、まだ昔と同じなのです。

これが無理な食事制限によるダイエットで、リバウンドしてしまう一つの原因になります。

無理な食事制限を続けると、体が少ない摂取エネルギーに反応して飢餓状態だと勘違いし、できるだけ消費量を抑えて体にエネルギーとなる脂肪を蓄えようとする省エネモードに変わってしまいます。

脳が、いつ食事にありつけるか分からないと勘違いしているので、少しでもエネルギーを摂ったらできるだけ蓄えるように体の仕組みをシフトチェンジしてしまうというわけです。

そのため少量の食事でもどんどん脂肪として蓄えてしまいます。

そして、そんな状態の時に前の食事量に戻せば、酷いリバウンドが襲ってきます。

少ない摂取エネルギーでも、そのエネルギーを体脂肪として蓄えやすい状態のところに、高カロリーの食事をたくさん摂ってしまったらどうなるでしょうか。

ただでさえ、高カロリーの食事を摂っていれば過食状態になって太ってしまうのに、飢餓状態の省エネモード状態では、それを限界まで貯蔵エネルギーとして蓄えることになります。

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このような悲しい結果に終わるリバウンドが起こらないように、どうしても食事制限しなければならない時は、無理のない小幅な範囲にしておきましょう。

だいたい、1日に150~200キロカロリー減くらいに留めておけば、体にかかる負担も軽く、継続もできやすくなります。

そして、健康的に痩せたいのなら、食事制限で1日あたりの摂取エネルギー量を減らすのではなく、運動で消費エネルギー量を増やして痩せることを考えましょう。

基礎代謝量を高めれば、特別な運動をしなくても、1日あたりの総消費エネルギー量がアップして痩せやすい体に変わります。